下肢静脈瘤の症状と治療|女性に多い下肢静脈瘤は発症しても治療で改善できる

外科手術から薬物投与まで、症状によって異なる下肢静脈瘤の治療方法

下肢静脈瘤の症状と治療

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下肢静脈瘤治療に必要な費用や保険の適用有無について

下肢静脈瘤とは、何らかの原因で足に付いている静脈の逆流防止弁が壊れ、血液が血管内に滞留する病気で、一次性下肢静脈瘤とも呼ばれます。体を動かす機会が少ない生活や、販売員など立ちっぱなしの仕事を行っている人に多く、年齢別では40代以上の女性がかかりやすい病気です。その他には、加齢、中性脂肪が高いなどの脂質異常、遺伝と言った条件でも発病することがあります。足の血管が目立ち、浮き出る他、皮膚の色が変色するといった身体的症状に加え、だるさと重さを感じる、就寝前や明け方に足がつるなどの症状が見られます。日常生活に影響が出るものの、生命に関わる病気ではないため放置しがちですが、治療を行うことにより完治することができます。静脈瘤が専門の血液外科の医師による、症状に応じた外科手術と抗生物質の投与を合わせた治療を行います。健康保険が適応される手術のため、実費負担は3割相当の約3万から4万円程度となり、一部を除いて日帰りとなるのが特徴です。

下肢静脈瘤の基本的な治療内容

下肢静脈瘤の主な治療法となる外科手術には、症状により4つのタイプに分類されます。静脈瘤が小さい、原因血管が細い場合は静脈の血液を薬剤で固め、血液の内側を壊してから圧迫させる硬化手術が適応されます。注射のみの治療となるため、費用が安価で入院が不要なのが特徴です。逆流した血管が蛇行している場合には、高位結紮術という、局所麻酔を行った部分を切開し静脈の逆流を防ぐ方法があり、入院は不要なものの、複数の治療法と併用されます。麻酔と皮膚切開を併用し、原因となる静脈瘤を取り除くストリッピング手術は、根本的な治療となる一方で入院が必要となります。その他、ストリッピング手術と同じ範囲を治療でき、日帰りでも可能なものにレーザー治療があります。原因の静脈瘤にカテーテルを注入して焼き潰すため、傷が残らず負担も軽い反面、日帰り手術の中で最も高額かつ健康保険が効かない自由診療も存在します。手術後には痛み止めまたは細菌感染防止のため、抗生物質が投与されます。

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